あなたを穴に投げ入れる。 あなたは海の中で殺された者のような死を遂げる。
今あなたは海で破船し、深い水に沈み、 あなたの商品と、あなたのすべての船員とは、 あなたと共に沈んだ。
見よ、わたしが大いなる苦しみにあったのは、 わが幸福のためであった。 あなたはわが命を引きとめて、 滅びの穴をまぬかれさせられた。 これは、あなたがわが罪をことごとく、 あなたの後に捨てられたからである。
人を殺してその血を身に負う者は 死ぬまで、のがれびとである、 だれもこれを助けてはならない。
陰府のように、彼らを生きたままで、のみ尽し、 健やかな者を、墓に下る者のようにしよう。
どうぞ、死を彼らに臨ませ、 生きたままで陰府に下らせ、 恐れをもって彼らを墓に去らせてください。
「わたしが墓に下るならば、 わたしの死になんの益があるでしょうか。 ちりはあなたをほめたたえるでしょうか。 あなたのまことをのべ伝えるでしょうか。
主よ、わたしはあなたにむかって呼ばわります。 わが岩よ、わたしにむかって 耳しいとならないでください。 もしあなたが黙っておられるならば、おそらく、 わたしは墓に下る者と等しくなるでしょう。
彼はわたしの魂をあがなって、 墓に下らせられなかった。 わたしの命は光を見ることができる』と。
その魂を守って、墓に至らせず、 その命を守って、つるぎに滅びないようにされる。
これは下って陰府の関門にいたり、 われわれは共にちりに下るであろうか」。
しかし主よ、あなたは彼らを 滅びの穴に投げ入れられます。 血を流す者と欺く者とは おのが日の半ばも生きながらえることはできません。 しかしわたしはあなたに寄り頼みます。
しかしあなたは陰府に落され、 穴の奥底に入れられる。
彼らはあなたの財宝を奪い、商品をかすめ、城壁をくずし、楽しい家をこわし、石と木と土とを水の中に投げ込む。
それでもなおあなたは、『自分は神である』と、 あなたを殺す人々の前で言うことができるか。 あなたは自分を傷つける者の手にかかっては、 人であって、神ではないではないか。